田口ランディ 「ほつれとむすぼれ」
作者のメールマガジンで配信されたコラムをまとめたもの。
ということで、わたしも読者なのでどこかで読んだなぁというものが多く再読というかたちになるのだが、なるほどねぇ、と読んでいて再び思ってしまうのだ。
なんて正直で、まっすぐな人なんだろう。
特に、亡くなった兄のことをつづる「労働と所有」と、「『少年犯罪被害当事者手記集』を読んで」には衝撃を受ける。
後者では、言葉に表すことの難しい、おそらく多くの人が抱いている気持ちを、正直に書いている。憤りよりも、もしも身に降りかかったら耐えられないであろう強烈な不安感。共感の一言だ。




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