January 05, 2005

川端裕人 「川の名前」

 小5の少年たちの川をめぐるひと夏の冒険。
 なるほど、そんなものを見つけたんだ、すごい。

 私も川で遊んで育った世代である。残念ながら子どもにはその楽しさを伝えることはできなかった。というか、危ないと言われても勝手に遊びに行ってしまうくらいの元気さがないと昔だって遊べやしなかったと思うが。なので、著者の川への思い入れには共感とともに感心することしきりである。
 タマちゃんは今頃どこにいるのかな。
 読んだ人はそんなことも思い浮かべるに違いない。

川の名前
川端裕人著

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November 12, 2004

川端裕人 「ふにゅう」

 表紙を飾るのはふわふわした白いぬいぐるみ。で、「ふにゅう」というタイトルなので、さぞかしやわらかーい話だろうと思い手にした一冊。
「おっぱい」
「デリパニ」
「ゆすきくんとゆすあしちゃん」
「桜川エピキュリアン」
「ギンヤンマ、再配置プロジェクト」の5作を収録。

 出産、子育て経験のある人にはなつかしく微笑ましいストーリーだ。
 どの作品も主人公は「パパ」なのだが、この人たちが非常にけなげである。ユーモアがあり読みやすく、主人公の一生懸命さに共感が持てる。

ふにゅう
川端裕人〔著〕

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