September 28, 2005

伊坂幸太郎 「オーデュボンの祈り」

 作者はこの作品で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビューとなったらしい。
 ミステリとしては珍しく(そうでもない?)ファンタジックな作品でもある。そもそも江戸以来外界から遮断されている島が舞台であるという設定。本格ミステリかなと思っていたわたしは、急に異世界に足を引っ張られるんじゃないかというあやうさを伴い読み進めた。
 登場人物たちがユニークに生き生きと描かれている。
 伊坂さんの作品はハズレがない。

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August 01, 2005

伊坂幸太郎 「ラッシュライフ」


 一見関係なさそうなさまざまな登場人物たちが実は少しずつ接点を持っているという手法に、最後まで飽きることなく読み進んだ。
 まさにミステリ。うん。おもしろかった。

ラッシュライフ

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July 23, 2005

伊坂幸太郎 「重力ピエロ」

 連続放火事件。
 遺伝子にネアンデルタール人にガンジー、etc。
 雑学がちりばめられたミステリだ。
 けれども、犯人の予測は容易。おそらく作者は、謎解きよりも登場人物を丁寧に描くことを重要視しているのだろう。それは成功していて、読み進むにつれ登場人物たちに自然と愛着がわいてくる。

重力ピエロ

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June 09, 2005

伊坂幸太郎 「アヒルと鴨とコインロッカー」

 人物設定がユニークでおもしろい。まさにフィクション、という感じがするので、かえって感情移入しやすい。
 登場人物たちにはそれぞれの結末が待っているんだけど、え~そんなぁー、それはないだろーと、思うことの連続。ラストの結び方は個人的には好き。

アヒルと鴨のコインロッカー

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March 24, 2005

伊坂幸太郎 「チルドレン」

 「バンク」
 「チルドレン」
 「レトリーバー」
 「チルドレンII」
 「イン」の5作を収録。
 陣内、鴨居、永瀬、武藤、優子、そして盲導犬ラブラドールレトリーバーのベスの、5人と1匹を軸とするミステリ風味の短編集だ。
 注目のミステリ作家、伊坂さんの作品を読んでみたかった。いつも図書館では予約しないで棚に並んでいる本を選んで借りている。伊坂さんの本は人気でいつもなかったのがやっとあった。読めてうれしい。
 この作品はさらさらと軽く読めた。長編も読んでみたい。
 

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