June 16, 2005

目取真俊 「平和通りと名付けられた街を歩いて」

 「目取真俊初期短篇集」というサブタイトル。作者の20代の時に書かれた作品、
 「魚群記」
 「雛」
 「蜘蛛」
 「平和通りと名付けられた街を歩いて」
 「マーの見た空」の5作を収録。

 いずれも舞台は沖縄であり、登場人物や描かれている風景の流れから、この本を含め作者の作品は全てひとつの大きな物語を形成しているかのようである。

 生物からその一部をもぎ取るということと、障害者の性に関わる部分は、読んでいてつらかった。

オンライン書店ビーケーワン:平和通りと名付けられた街を歩いて

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June 02, 2005

目取真俊 「群蝶の木」

 「帰郷」
 「剥離」
 「署名」
 「群蝶の木」の4作を収録。

 日々本を読んでいるんだけれど、たいていの作品は読み終わったらそれで終わり、というか、生活の中では通り過ぎる車窓の風景のような存在である。けれども作者の作品には、おっ、と、思わず見知らぬ駅に途中下車してしまうような文学性の深さを感じる。


オンライン書店ビーケーワン:群蝶の木

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April 11, 2005

目取真俊 「水滴」

 読む本が決まらないとき、とりあえず手にとってみるのが、芥川賞または直木賞受賞作品。
 この作品は第117回芥川賞受賞。
 沖縄の風土と戦争、そして幻想世界がうまく絡み合っている。読みごたえのある作品だった。
 3作目の「オキナワン・ブック・レヴュー」はわけ分からなくなってしまったけれど。

オンライン書店ビーケーワン:水滴

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