July 07, 2005

白石一文 「僕のなかの壊れていない部分」

 主人公はエリートサラリーマンであり社会的にはちゃんとした人。なんだけれども、内面的には壊れているといっていいのだろうか。感情の破片が統合できずもがいているような印象を受ける。3人の女性と関係をもちつづけている。
 この人が生や死を含め、三島由紀夫やトルストイの作品の引用も取り入れながら、哲学的にとにかくいろいろ考えている。簡単にいうとそういう話。(でいいのかな?)

 本の内容と関係ないのだが、作中によく知っている場所が何箇所か出てきた。本を読んでいると時々そういうことがありませんか?え、何で知ってるのこんな所を、と親近感を覚えた。

僕のなかの壊れていない部分

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