October 12, 2005

桐野夏生 「アイム ソーリー、ママ」

 I'm sorryって謝ってもらっても許してる場合じゃないでしょう、って感じの悪人、人でなしが主人公。
 作者はなんかこうやーな感じの登場人物を描くのがうまいなぁ。嫌だけど、世の中にはこんな人、こんな状況が実際にどこかにいたりあったりするんだろうな、という寒気のする現実感。

アイムソーリー、ママ

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September 19, 2005

桐野夏生 「残虐記」

 ある作家が、10歳のとき男に拉致され、1年にわたり監禁されたという自らの過去を綴った小説、というかたちをとっている作品。
 拉致、監禁。言葉の意味を考えただけでも恐ろしい。けれどもここ何年にも渡り、ニュースや記事からあたりまえのように普通に流れてくる言葉でもある。
 フィクションだけれども、フィクションではないような、複雑な感が残る。

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